【第91章】五竜岳:悪天候によるキレット越え断念!ツアー同行と民宿での安らぎ

平成16年(2004年)7月中旬。後立山連峰に位置し、武田菱に似た雪形で知られる五竜岳の記録です。今回は翌日の笠ヶ岳へと続く連続山行となります。

2日間を通して下界は晴れていたものの、標高2500m以上は常に厚い雲に覆われ、終始雨具を手放せないガスの中での過酷な山行となりました。

当初、参加していたツアー(くらぶ歩きんぐ)は五竜岳から難所である八峰キレットを越えて鹿島槍ヶ岳へ縦走する計画でしたが、悪天候のためリーダーが危険と判断。一旦下山し、扇沢から爺ヶ岳を経由するルートへと変更されました。西牧家のお二人は元々五竜岳を下山して笠ヶ岳へ向かう計画だったため、ツアーメンバーと一緒に無事に下山でき、ベテランリーダーの的確な判断のもと安全に行動できたことが窺えます。

下山後、ツアーメンバーと別れてマイクロバスを貸し切り、予定通り新穂高温泉の「民宿つくしんぼう」へ。道に迷いながらもたどり着いた宿は非常に感じが良く、翌朝は登山口ゲートまでの送迎も決まり、悪天候の疲労を癒やして安心して眠りにつく様子が綴られています。

46 五竜岳 (2814m) 長野・富山
後立山連峰にあり、鹿島槍ガ岳北方に位置する。山名は、東面に武田氏の紋所「武田の御菱」に似た岩が見られることに由来するという。北方の八峰キレットは難所で有名。テレキャビン利用で遠見尾根から6時間。
(※欄外メモ:2814 – 1530 = 1284)
登山適期:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫(※7〜9が選択)

■ 山行データ

  • 日時: 2004 H16年 7月 14日(火) 〜 7月 15日(水) (2500m以上はガス) (笠ヶ岳と同時)
  • メンバー: ツアー (くらぶ歩きんぐ) 14名 (リーダ 桜庭氏、サブリーダ 神林氏)
  • コース:
    7/14: 東部I/C _ 神城 _ 遠見テレキャビン(9:00) == アルプス平(9:40) … 地蔵ノ頭(10:00) … 小遠見山(11:30〜12:00) … 大遠見山(13:10) … 五竜山荘(泊)(15:30)
    7/15: 五竜山荘(5:50) … 山頂(6:50〜7:05) … 山荘(7:50〜8:30) … 大遠見山(10:00) … 小遠見山(11:00) … 地蔵ノ頭(12:00) … アルプス平(13:20〜14:15) == 遠見(14:30) ー 穂高町(しゃくなげ荘) ー 新穂高温泉(中尾高原・民宿つくしんぼう)

■ 山行日記

  • 五竜岳は2日間共ガスの中だった。下界は晴れているのだが、さすがに2500m以上は常に雲の中で、雨具着用の2日間だった。
  • 当初「くらぶ歩きんぐ」は五竜岳から鹿島槍ガ岳へ縦走する計画であったが、悪天候でキレットの通過が危険との判断で、一旦下山して扇沢から爺ガ岳経由で登ることになった。小生達は当初から下山して笠ヶ岳に向う計画だったので、ツアーメンバーと共に五竜岳を下山した。ツアーメンバーは穂高町のしゃくなげ荘へ宿泊することになった。
  • 小生達は予定通り新穂高温泉へ向った。マイクロバスの貸切りである。「民宿つくしんぼう」を探すのに手間どったが、なかなか感じの良い宿だった。客は他にひと組の父子だけのようだった。
  • 明朝、民宿から登山口ゲートまで約2km車で送っていただくことが決ったので安心して早目に床に就いた。

登頂 91 座目
(※欄外メモ1:H16/7 160,100 (笠ヶ岳を含む))
(※欄外メモ2:アルバムNo 195, 196)

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