平成16年(2004年)6月末から7月初旬にかけての、南アルプスの中央にそびえる独立峰・塩見岳の記録です。
当初は塩川ルートからの入山を予定していましたが、三伏峠小屋のご主人からの電話アドバイスを受け、マイカー登山の主流となっている豊口山(鳥倉林道)コースへ急遽変更してのスタートとなりました。
初日は小雨とガスに見舞われ、体温調整の失敗から激しい疲労と胃の痛み、さらには高山病の症状まで現れるという、西牧家のお義父様にとって非常に苦しい幕開けとなりました。凄まじい大雨の夜を薬の力で乗り切った翌朝、無事に体調が回復して本当に何よりです。
天候を読んで日程を1日ずらした判断が見事に的中し、塩見岳アタック当日は嘘のような晴天に恵まれました。南アルプス中央部ならではの素晴らしい大パノラマを堪能された後、塩見岳の展望台である烏帽子岳でもガス待ちの末に写真を収めています。道中では「元一等書記官」という外交官の登山者と道連れになり、「天皇のご都合で茶会がズレたため山に来た」という驚きのエピソードを聞くなど、山での一期一会の出会いも色濃く記された90座目です。
82 塩見岳 (3047m) 静岡・長野
南アルプスのほぼ中央に位置し、近辺に高い山がなく、独立峰的存在。山頂部は、東峰と、二等三角点のある西峰とに分かれる。見る方向によって、ドーム型やピラミッド型に姿を変える。塩川から9時間。
登山適期:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫(※7〜8が選択)
■ 山行データ
- 日時: 2004 H16年 6月 30日(水) 〜 7月 2日(金) 晴
- メンバー: 個人 (マイカー)
- コース:
6/30: 松川I/C (鳥倉林道) 豊口山ゲート(10:20) … 登山口(11:45) … 三伏峠小屋(泊)(14:50)
7/1: 三伏峠小屋(6:55) … 本谷山 … 塩見小屋(8:30) … 山頂(西)(10:30〜11:00) … 山頂(東)(往路戻る) … 水場(15:10) … 三伏峠小屋(16:10)
7/2: 三伏峠小屋(6:00) … 烏帽子岳(6:50〜8:30) … 三伏峠小屋(9:30) … 登山口(11:15) … ゲート(昼食)(11:55〜12:15) … 松川(清流苑)(15:15)(泊) ー 日立(23:30)
■ 山行日記
- 当初、塩川からの入山を予定していたが、小屋のアドバイス(TEL)で豊口山コースに変更した。最近はマイカー登山の90%はこのコースだと云う。
- 三伏峠までの登りは、小雨・ガスで、体温調整にまた失敗したのかすごく疲れた。小屋に入っても体はなかなか温まらず、胃もシクシク痛んだ。高山病の様子もあったのでビックリした。その夜はものすごい大雨で明日が心配でなかなか寝つかれなかったが、薬の力でその後はグッスリ寝た。これが良かったのか翌朝は体調が戻った。
- 天候を考慮して1日シフトしたのが正解だったようで、塩見岳は晴天の登山をすることが出来た。(昨夜の大雨はウソの様だった)
- 展望も良く南アルプスの中央に位置するだけあって周囲の山々が良く見えた。又、塩見岳の展望台といわれる鳥帽子岳にも登った。ガスが立ち込めていたので1時間半位待ってまずまずの写真を撮った。元一等書記官という外交官と道づれになった。天皇のご都合で茶会がズレたので山に来たと云う。いろいろな人と合うものだ。
登頂 90 座目
(※欄外メモ1:H16/6 91,709)
(※欄外メモ2:主人のアドバイスで(TEL) → 豊口山)
(※欄外メモ3:アルバムNo 193, 194.)
