【第48章】阿寒岳:視界ゼロの恐怖、道東三山遠征は過酷な幕開け

平成13年(2001年)7月中旬。日立電鉄観光のツアー(総勢23名)で挑む、夏の北海道・道東三山(阿寒岳、斜里岳、羅臼岳)連続登山の幕開けとなる第1座目「阿寒岳(雌阿寒岳)」の記録です。

初日の美幌峠や摩周湖観光からあいにくのガスに包まれ、翌日の登山も視界ゼロという厳しいコンディション。活火山の雄大な風景はお預けとなり、「登山は天気が良くなければ楽しさは半減する」という日記の言葉から、率直な悔しさが伝わってきます。

濃霧は見えない恐怖心をあおり、なんと地元の案内人でさえ数百メートルも道を誤って戻ってしまうほどだったとのこと。悪天候のため阿寒富士へのアタックも危険と判断されて中止となる無念の結果でしたが、北海道の大自然の厳しさとスケールを肌で感じる、非常にリアルで緊迫感のある山行録です。

4 阿寒岳 (1370m) 北海道
雄阿寒岳は、阿寒湖東方にどっしりした円錐形の山容を見せる。山麓はエゾマツ、トドマツの暗い樹林帯だが、山頂近くではハイマツ帯になる。深田久弥は噴火中の雌阿寒岳登頂を断念。滝口から3時間15分。
(※欄外メモ:1370 – 710 = 660)
登山適期:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫(※6〜9が選択)

■ 山行データ

  • 日時: 2001 H13年 7月 16日(月) 〜 7月 17日(火) 曇 (頂上はガス) (羅臼岳・斜里岳と同時)
  • メンバー: ツアー (日立電鉄観光) 23名 (高木夫妻同行) (リーダ 高橋氏、他) 現地案内人
  • コース:
    7/16: 女満別空港(11:10) ー 美幌峠 ー 弟子屈(13:40) ー 阿寒湖畔温泉(ホテルエメラルド)泊(16:00)
    7/17: ホテル ー 雌阿寒温泉登山口 … 雌阿寒岳山頂 … 阿寒富士分岐 ー オンネトー口(青年ノ家) ー 斜里温泉(泊)

■ 山行日記

  • 7/16の美幌峠、摩周湖の観光は残念ながらガスの中で見通しはまったく無かった。
  • 登山は天気が良くなければ、その楽しさは半減する。深田久弥先生は「霧に包まれても静かさに満足した」といっているが……。活火山の雄大な風景を期待したが、ガスのため何も見えず。見えないということは、恐怖心をあおるようなところもあり、危険箇所等の注意もそれを加速するようだった。
  • 現地案内人が付いたが、この人でさえ、頂上付近のガスで道を誤って、数百メートル戻ることがあった。
  • 期待した花もたいしたことはなかった。
  • 悪天候とガスで阿寒富士への登山は危険と云うことで中止となった。残念!!

登頂 48 座目
(※欄外メモ:H13/7 (道東三山) / アルバムNo 105, 106)

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