【第73章】岩手山:孫の誕生待ちで予定変更!出発日に重なった劇的誕生とカメラ水没事件

平成14年(2002年)8月下旬。岩手県の最高峰であり「南部富士」の異名を持つ岩手山の記録ですが、今回は山行そのものよりも、その裏側に隠されたご家族の「ドタバタ劇」が非常に面白いエピソードとなっています。

実はこの時期、三女様の第1子(峻弥くん)の出産予定日(8月20日)が控えていました。お義父様は孫の誕生に備え、楽しみにしていた4泊5日の「剣岳ツアー」を潔くキャンセルします。ここまではご家族思いの素晴らしいおじいちゃんです。しかし、予定日になっても産まれる気配がないことに業を煮やし、「それなら!」と急遽1泊2日の岩手山ツアーに申し込んで出発してしまいます。

すると、なんとその出発日である8月23日に、待望の峻弥くんが誕生!孫の誕生日に見事バッティングしてしまった上に、天候の確認を怠った岩手山は最初から最後まで雨と強風、ガスに巻かれる最悪のコンディション。行方不明者騒ぎも起きるなど「雨とガスのコワサが思い知らされた」と、焦りが招いた失敗を深く反省されています。

さらに、この大雨でカメラが水没。「壊れたから」と、お孫さんの義大くんのオモチャとしてあげたものの、後になって直ったことが分かると「とり返した」という、なんとも人間味あふれるオチまでついています。お孫さん(峻弥くん)の劇的な誕生エピソードと、どうしても山に登りたかった登山家としての情熱が交差する、笑いあり反省ありの素晴らしい手記です。

13 岩手山 (2038m) 岩手
別名南部富士。盛岡市北西にあり、「ふるさとの山に向ひて 言うことなし」と石川啄木が歌った山として有名。最高所は薬師岳。尾根コースから離れた八ツ目湿原は静けさを保つ。リフト終点から3時間20分。
(※欄外メモ:2038 – 630 = 1408)
登山適期:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫(※7〜9が選択)

■ 山行データ

  • 日時: 2002 H14年 8月 23日(金) 〜 8月 24日(土) 雨
  • メンバー: ツアー (茨交ツーリスト) (リーダー 川又氏)
  • コース:
    日立 == 馬返し … 1合目 … 不動平 … 頂上 … (往復) == 日立

■ 山行日記

  • 雨、最初から最後まで雨とガス。頂上付近はこれに強風が加わって最悪だった。あたりが何も見えない。お鉢巡りはあきらめて、直ちに下山した。
  • 不動平避難小屋から頂上までの間で行方不明者が出たりして一時心配したが、雨とガスのコワサが思い知らされた。
  • この山は後日、改めて登らなければ…と思う山のひとつだ。(もうひとつ、火山活動の解禁があった)
  • この失敗には次の経緯がある。
    3女の第1子の出産予定が8/20ということで、くらぶ歩きんぐの剣岳ツアー(8/20〜24)をキャンセルした。しかし8/20現在、出産は無いというので、急遽(拠)茨交ツーリストの「岩手山」を申し込んだのだった。ここで天候の配慮をしなかったのが失敗の元凶だった。
  • この雨で、カメラを濡らしてしまって、動かなくなった。カメラ店でも修理に費用が大分かかると云う。孫の義大の玩具にくれたが、後で可動することがわかりとり返した。

登頂 73 座目
(※欄外メモ1:H14/8 38,391)
(※欄外メモ2:アルバムNo 146)
(※欄外メモ3:8.23 峻弥)

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