【第67章】至仏山:尾瀬を巡る大満足の2日間!静かな燧裏林道とギリギリ回避した大雨

平成14年(2002年)7月上旬。前日の燧岳からの尾瀬ヶ原縦断を経て、尾瀬遠征の2日目を飾る至仏山(しぶつさん)の記録です。

曇り空でのスタートとなりましたが、背後には前日歩いた尾瀬ヶ原や燧岳がしっかりと見渡せました。自然保護の観点から時々閉鎖されることもあるという山ノ鼻からのルートを登ることができ、「今回は登れて良かった」という安堵と喜びが綴られています。ツルツルと滑りやすい蛇紋岩の急登を越え、鳩待峠から登ってきた大勢の登山者で賑わう山頂へと無事に到着しました。

下山後は再び尾瀬ヶ原へ下り、咲き始めたニッコウキスゲを愛でながら東電小屋へ。大阪から来たご夫婦と同室になるなど、山小屋ならではの温かい交流もありました。翌日は三条の滝を経て静かな燧裏林道を歩きましたが、「クマに注意」の看板がヒシヒシと感じられたという描写に、大自然の奥深さと緊張感が漂います。

無事に下山し、桧枝岐の燧の湯で汗を流して帰路につきましたが、栃木県の馬頭付近でとんでもない大雨に遭遇。後でニュースで大水害が起きていたことを知り、「キワドカッタわけだ」と間一髪で危機を回避した強運ぶりが記された、ドラマチックな幕切れの山行録です。

29 至仏山 (2228m) 群馬
尾瀬ガ原をはさみ、燧ガ岳と相対する。山名は、渋ッ沢に由来するという。山頂からは尾瀬ガ原が箱庭のように眺められる。山域には、オゼソウなど貴重な高山植物が多い。鳩待峠から2時間30分。
登山適期:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫(※8〜10が選択)

■ 山行データ

  • 日時: 2002 H14年 7月 8日(月) 〜 7月 9日(火) 晴 (燧岳と同時)
  • メンバー: 個人 (マイカー)
  • コース:
    7/8: 至仏山荘 7:00 … 至仏山 9:35〜10:15 … 小至仏山 11:00 … 鳩待峠 13:05〜13:35 … 山ノ鼻 14:10〜14:30 … 中田代三叉路 15:20 … ヨッピ橋 16:00 … 東電小屋(泊) 16:20
    7/9: 小屋 7:00 … 三条の滝 8:40 … 天神田代 … 上田代 11:30〜11:50 … 御池 12:15〜12:30 ー 桧枝岐温泉(燧の湯) 13:30〜15:10 ー 自宅 20:30

■ 山行日記

  • 曇りの登り始めであったが、尾瀬ガ原や燧ガ岳は十分に展望することが出来た。蛇紋岩の滑り易い登山道を登り切って頂上に達すると、鳩待峠から登って来た登山者が大勢いた。
  • 山ノ鼻から至仏山へのルートは、時々閉鎖される(自然保護のため)ので今回は、登れて良かったと思う。
  • 鳩待峠へ下って、山ノ鼻へ戻った。東電小屋近くの湿原ではニッコウキスゲが咲き始っていた。東電小屋では大阪から来ていたご夫婦と同室になった。
  • 三条の滝へ寄って、燧裏林道を歩いたが、寂し静かな山路で「クマに注意」の看板がヒシヒシと感じられた。
  • 桧枝岐の燧の湯で汗を流して帰途についたが、馬頭付近でとんでもないような大雨になった。後でニュース等で大水害が起きていたことを知った。キワドカッタわけだ。
  • 小生はH11/10に一度至仏山へ登っている(日立電鉄観光ツアー)。(鳩待峠から往復)(高木夫妻同行)

登頂 67 座目
(※欄外メモ:アルバムNo 136, 137)

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