【第86章】高妻山:一から十までの修験道!八丁ダルミの急登を越えて360度の大パノラマへ

平成15年(2003年)10月中旬。前日の美ヶ原からの連続山行となる、戸隠連峰の最高峰・高妻山の記録です。

戸隠は古くからの信仰の山であり、登山道には「一不動」から「十阿弥陀」まで、修験道に由来する仏教用語が順に名付けられています。夜半の雨から一転、登り始めは晴れ間が見えたものの、徐々にガスに包まれ、不動小屋付近ではなんと雪に変わるという厳しいコンディションでの幕開けとなりました。

「なかなか登りがいのある山」と記されている通り、特に頂上手前にある八丁ダルミの直登は相当にキツイものだったようです。しかし、その苦難を越えたあたりから見事にガスが晴れ、麓のキャンプ場や戸隠牧場付近の鮮やかな紅葉が眼下に広がりました。山頂からは、後立山連峰をはじめ、先日登ったばかりの火打山や妙高山、さらには遠く富士山、八ヶ岳、南アルプス、浅間山まで見渡せる360度の大パノラマという最高のご褒美が待っていました。

下山後は「神告げ温泉」で汗を流し、名物の戸隠そばに舌鼓。また、登り始めから同行することになった餅田氏との一期一会の出会い(後日写真まで送っていただいたとのこと)もあり、戸隠の自然と歴史、そして人の縁に恵まれた充実の遠征録となっています。

35 高妻山 (2353m) 新潟・長野
戸隠連峰の最高峰。中社(蟻ノ戸渡経由)、戸隠牧場のいずれから登っても、一不動で合流し、以後、二釈迦、三文殊とたどる。頂上手前はネマガリダケの中の急登でしぼられる。戸隠牧場から4時間40分。
(※欄外メモ:2353 – 1170 = 1183)
登山適期:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫(※7〜10が選択)

■ 山行データ

  • 日時: 2003 H15年 10月 16日(木) 〜 10月 17日(金) ガスのち晴 (美ヶ原と同時)
  • メンバー: 個人 (マイカー)
  • コース:
    10/16: 信濃町I/C ー 戸隠キャンプ場(17:00) ー 戸隠神告げ温泉(入浴)(18:00〜19:00) ー キャンプ場(車中泊)
    10/17: キャンプ場(6:00) … 不動小屋(8:15) … (一不動、二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵、六弥勒、七観音、八薬師、九勢至、十阿弥陀) … 頂上(11:00) ー (往路を戻る) ー キャンプ場(15:25) ー 戸隠神告げ温泉(入浴)(15:30〜16:30) ー (帰路につく) == 日立(10/18 1:00)

■ 山行日記

  • 夜半の雨は心配だった。登り始めのキャンプ場は晴れたが登るに従ってガスに入り展望はきかなかった。不動小屋付近は雪になっていた。
  • 戸隠は信仰の山であり、一から十まで仏教用語が付けられていた。
  • なかなか登りがいのある山で、頂上手前の八丁ダルミの直登は相当キツイものだった。この辺から晴れて来て、山容が良く見えるようになって来た。麓のキャンプ場牧場付近の紅葉があざやかに見えた。
  • 頂上からは、後立山連峰が良く見えて、近くの火打山、妙高山がきれいに見えた。遠く富士山、八ヶ岳、南アルプス、浅間山など360°のパノラマであった。
  • 神告げ温泉はなかなか気持が良かったし、戸隠そばも旨かった。
  • 登り始めの頃から餅田氏と同行になった。彼は翌日、八ヶ岳での同窓会に出席するとか。後日写真をいただいた。

登頂 86 座目
(※欄外メモ1:H15/10 85,550)
(※欄外メモ2:アルバムNo 176, 177, 178.)

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