【第77章】武尊山:菊江様の救護と10mの滑落!?そして最後に待ち受けていた車の悲劇

平成15年(2003年)8月上旬。前日の過酷な皇海山から急遽宿泊した民宿「三太屋」で英気を養い、連続山行の2日目となる武尊山(ほたかやま)の記録です。

宿の人の心配をよそに立派な舗装路を通って東俣駐車場へ到着。頂上付近で美味しい笹清水を味わい、三ツ池付近では初めてキヌガサソウをゆっくりと鑑賞するなど、順調な滑り出しでした。下りの中岳付近では、脚を痙攣させて苦しんでいる男性に菊江様がいろいろと手当てをしてあげるという、お義母様の優しさと頼もしさが光るエピソードも記録されています。

しかし、山の神様は最後まで油断を許しませんでした。雪解け後のぬかるみで足を滑らせたお義父様は、なんと約10mも滑落!幸い危険な場所ではなかったため大事には至りませんでしたが、ヒヤリとする瞬間です。

そして最大の悲劇は、無事に下山してホッとした駐車場で起こります。車のドアヒンジにストックを立てかけたままドアを開けてしまい、「テコの原理」で愛車に傷をつけてしまうという痛恨のミス!前日の悪路20kmを無傷で乗り越えた車が、最後の最後で思わぬ傷を負ってしまうという、なんとも言えない哀愁とオチがついた西牧家らしい思い出深い手記となっています。

39 武尊山 (2158m) 群馬
沼田市のほぼ北方に位置する。主峰の沖武尊のほか、前武尊、剣が峰などで成る。山名は、日本武尊東征の故事に由来するという。登山コースはいくつかあるが、上ノ原登山口から4時間、武尊牧場から4時間など。
登山適期:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫(※7〜10が選択)

■ 山行データ

  • 日時: 2003 H15年 8月 2日(土) 〜 月 日 晴 (皇海山といっしょ)
  • メンバー: 個人 (マイカー)
  • コース:
    民宿三太屋(5:00) ー 武尊牧場東俣(P)(5:20〜6:00)(朝食) … 中ノ岳 … 頂上(沖武尊)(9:45〜10:45) … 中岳 … (昼食) … (P)(14:00〜15:00) ー 三太屋(入浴) ー 自宅(20:30)

■ 山行日記

  • 東俣駐車場は立派なもので宿からの道路も狭いが舗装されていて心配(宿の人達のいう程)はなかった。
  • 頂上付近の笹清水は、大変おいしいものだった。三ツ池付近のキヌガサソウも初めてゆっくり拝見した。
  • 頂上は晴天に恵まれ…といいたいが、凄い雲が時々山頂をおおった。遠くの眺望は得られなかった。
  • 下り中岳付近で「脚をケイレン」して苦しんでいる男性がいたので菊江がいろいろ手当をした。何とか登り続けられるだろうと思う。
  • 雪田の消滅した跡は、実に滑り易い泥で、小生は足をとられて約10m程滑落した。特に危険な場所ではなかったので大事には至らなかった。
  • 駐車場で下山してホッとしたのか、車のドアヒンジのところにストックを立てかけたまま、ドアを開けてしまい「テコ」の原理で車にキズを付けてしまった。
  • 三太屋の食事は、大変おいしく特に夕食の心づくしはありがたかった。下山後三太屋で入浴したが、法事の席の準備で忙がしそうだった。

登頂 77 座目
(※欄外メモ1:(皇海山と同時))
(※欄外メモ2:アルバムNo 157, 213.)

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