平成12年(2000年)11月中旬。前日の雲取山からマイカーで移動し、埼玉県・秩父の修験道の山「両神山」へ挑んだ記録です。
前泊した民宿「両神山荘」では、山中ご夫妻との温かい交流や嫁いだ娘さんを想う親心に触れたエピソードが綴られる一方で、奥の部屋から聞こえるうめき声に少しドキリとするなど、民宿ならではのリアルな人間模様が印象的です。また、地権者とのトラブルによる白井差コースの通行禁止など、当時の登山事情も細かく記録されています。
登山中は登りも下りも誰一人ともすれ違わないという、非常に静かな晩秋の山歩き。展望こそ雲に隠れてしまいましたが、紅葉が終わり冬を待つばかりの静寂に包まれた山を存分に味わい、下山後は寄居町の「かんぽの湯」で疲れを癒やして帰途につく、充実の2座連続登山となりました。
65 両神山 (1723m) 埼玉
秩父市西方に位置する修験道の山。尾根上は鋸歯状に起伏の多い岩場が続く。山名の由来は、日本武尊が8日間見続けて歩いた八日見山説、イザナギ・イザナミの二神(=両神)説など。白井差口から4時間。
(※欄外メモ:1723 – 670 = 1053)
登山適期:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫(※4〜11が選択)
■ 山行データ
- 日時: 2000 H12年 11月 14日(火) 〜 月 日 晴 (雲取山と同時)
- メンバー: 個人 (マイカー)
- コース:
両神山荘 7:30 … 会所 … 清滝小屋 9:15〜9:30 … 両神神社 … 山頂(往路を戻る) 10:50〜11:25 … 山荘 13:35 … 日向大谷(P) 13:45 ー 寄居(カンポの湯) 15:40〜17:30 == 日立 21:30
■ 山行日記
- 白井差コースが立ち入り禁止(コースが両神神社近くで私有地内を通っているらしく、その相殺の取扱いで地主が通行を拒んでいるらしい)のため日向大谷コースとした。
- 民宿両神山荘の山中夫妻は、なかなかの好人物で、楽しい夕べを過した。嫁に行った娘さんへの気使いが良く伝わって来た。病気の老人がいるとかで奥の部屋からひと晩中うめき声がしていたのが気になった。
- 晩秋の山は静かで登りも下りも、人ひとりにも合わなかった。このあたりの5月のアカヤシオは一見に価するというが、今は紅葉も終り冬を待っているだけのようだった。
- 山頂からの展望は遠方が雲の中で、はっきり確認は出来なかった。神社奥社から山頂直下までは、新しく作られた迂回路で軟弱で歩きにくいものだった。
- 帰路、花園I/Cから高速に入るためR299を経由して寄居町のカンポの湯で入浴休憩した。
登頂 42 座目
(※欄外メモ:H12/11 55227 (雲取山含む) / アルバムNo 91.)
