【第7章】天城山:定年退職の直前、樹林のトンネルとヒメシャラの森へ

平成9年(1997年)5月、義父が41年間勤め上げた会社を定年退職する、わずか3ヶ月前の記録です。
伊豆半島の最高峰である天城山へ向かった二人。期待していた富士山や伊豆七島の絶景は、生い茂る樹林に阻まれて見えませんでしたが、代わりに満開のシャクナゲやツツジ、そして不思議な生態を持つ「ヒメシャラ」の木との出会いなど、森の豊かな息吹を感じる山行録となっています。

73 天城山 (1406m) 静岡
最高峰は万三郎岳(ばんざぶろう)。すぐ隣に弟のように万二郎岳(ばんじろう)(1294m)が寄りそう。縦走路はおおむね樹林の中で、展望はない。4月にアセビ、5月にシャクナゲが花をつけて彩りを添える。天城高原ゴルフ場から2時間。
登山適期:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫(※4〜6,10,11が選択)

■ 山行データ

  • 日時: 1997 H9年 5月 25日( ) 〜 月 日 晴
  • メンバー: ツアー (神奈中バスハイク) (リーダー 畠山氏)
  • コース: 早川IC = 天城高原ゴルフ場 … 万二郎岳 (10:20) … 万三郎岳 (11:20) … ゴルフ場 (13:25) = 早川IC

■ 山行日記

  • これ程、樹木で展望が悪いとは思わなかった。伊豆七島が見えるというガレ場からも、富士山、南アルプスが見えるという万次郎岳(※万二郎岳)の近くの岩場からも、更に富士山の良く見えるという万三郎岳からも、ほとんど見えなかった。
  • そこもかしこも樹木が繁茂しており、アセビのトンネルの連続のようであった。
  • しかし、その中にあってシャクナゲとヤシオツツジが満開であり、見事なものであった。
  • 又、ヒメシャラという樹木を初めて知った。まるでひと皮むかれたように樹皮が赤つややかな大木がいたるところにあった。聴診器を当ると水の吸い上げる音がするという。本当だろうか?

登頂 7 座目
(※欄外メモ:アルバムNo 28.)

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