平成15年(2003年)9月中旬。中央アルプスで木曽駒ヶ岳に次ぐ高さを誇る空木岳(うつぎだけ)の記録です。
宝剣岳から木曽殿山荘までの道のりは、気の抜けない厳しい岩場が続くルート。しかし、見晴らしの良い縦走路が続き、前夜に同宿だった岡田ご夫妻と抜きつ抜かれつしながらの素晴らしい尾根歩きを楽しめたようです。
そして今回の記録で見逃せないのが、宿泊地である「木曽殿山荘」でのエピソードです。冷たい水場での汗拭きや、好感の持てる主人や愛くるしい娘さんとの温かいふれあいが綴られていますが、なんとこの「木曽殿(木曽義仲)」は、西牧家の先祖筋に当たるのだそうです!ご自身のルーツに連なる歴史深い場所での宿泊は、西牧ご夫妻にとって非常に感慨深い思い出になったことでしょう。
翌日は岩場の連続を越えて空木岳へ登頂し、そこから標高差2000mを一気に下るという初めての過酷な経験に挑みます。それでも計画通りに完歩し、下山後の「こまくさの湯」で足の疲労をすっかり忘れてしまったというタフさには驚かされます。帰路はご夫婦で運転を交代しながらゆっくりと帰宅の途につくなど、充実感とご夫婦の絆が伝わる素晴らしい手記です。
75 空木岳 (2864m) 長野
中央アルプスでは木曽駒ガ岳に次ぐ高さを誇る。山名は、6月ごろ、山肌に現れるウツギの花の雪形に由来。千畳敷からの標高差は少ないが、いくつものピークが続く長丁場。駒ガ根グランドホテル前から6時間。
(※欄外メモ:2864 – 860 = 2004(下り))
登山適期:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫(※7〜10が選択)
■ 山行データ
- 日時: 2003 H15年 9月 17日(水) 〜 9月 18日(木) 晴
- メンバー: 個人 (マイカー)
- コース:
9/17: 宝剣山荘(6:30) … 宝剣岳(7:00) … 濁沢大峰(9:00) … 熊沢岳(12:00) … 木曽殿山荘(泊)(13:40)
9/18: 山荘(6:00) … 空木岳(7:00) … 駒ヶ池(こまくさの湯入浴)(12:40〜13:45) ー 駒ヶ根I/C(14:00) == 日立(9/19 1:00)
■ 山行日記
- 宝剣岳への登りに始まって木曽殿山荘までの各ピークは、それぞれキビシイ岩場の連続で、ひとつも気が抜けなかった。しかしずーっと縦走路が見通せて、昨夜同宿だった岡田夫妻と前後しながら楽しく素晴らしい尾根歩きが続いた。
- 木曽殿山荘の主人と娘さん(なかなか愛くるしい)も好感が持てる人達で思い出に残った。
- 木曽殿乗越の水場で体を拭いたが、その水の冷たかったこと、汗はいっぺんに引いた。(木曽殿は我が西牧家の先祖筋に当る)
- 空木岳への登りも岩場の連続でなかなかキビシカった。空木岳から駒ヶ池までの下りは標高差2000mを一気に下るもので、初めての経験になった。全行程、ほぼ計画通りに進めることが出来た。
- 帰路、諏訪湖SAでゆっくり休憩するなど、又、運転を交代するなどしてゆっくり帰宅した。
登頂 82 座目
- こまくさの湯で疲れをとったためか、2000m一気下りの足の疲労を忘れていた。
(※欄外メモ1:H15/9 81,683)
(※欄外メモ2:アルバムNo 169, 170)
